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森健持作 辻ヶ花染め九寸名古屋帯(蔦唐草)
商品説明
辻ヶ花染め作家、森健持作の九寸名古屋帯です。
辻ヶ花染めは室町時代から江戸初期にかけて流行した文様染です。一般的には絞り染めと墨描きによって文様を表し、最盛期には複雑な縫い締めや金箔、刺繍などを施した大変豪華な小袖や陣羽織なども数多く作られました。しかし友禅染めの発明により、その技法は急速に廃れていきます。急速度で技法が廃れたこと、名の由来が定説を持たないことから、「幻の染物」とも呼ばれています。
薄く透け感のある生成りの紬地に、柔らかな印象の蔦唐草。一般的な辻ヶ花の印象とは異なり、とてもあっさりとした意匠と配色で仕上げてあります。用いられている生地は、冬物と夏物のちょうど中間のような透け感と柔らかさの紬生地。春から秋口にかけて(4月~9月)、袷の終わり頃から単衣、薄物に合わせて、お締めいただければと思います。
シンプルで着回しのきく地色は、飽きがこず、きっとあなたのコーディネイトの幅を広げてくれるはずです。紬や小紋などに合せて、お楽しみ下さい。
*6枚目の写真の落款は、帯を締めて頂くとタイコ柄とタレ先の間に隠れます。
■お仕立てについて
弊店にて検品後、弊店の基準に合格した国内の熟練の和裁士さんにお仕立てをお願いしています。帯芯の堅さや、寸法のご相談などございましたら、お申し付けください。
■お手入れについて
日常のお手入れは、部分的なしみ落としで十分です。長期間の保存の前や、全体の汚れが気になる場合は、ドライクリーニングをお薦めしています。ご家庭での水洗いは出来ませんので、ご注意下さい。
■色について
HP上の商品の色は可能な限り、現品に近づけてはおりますが、お客様のご使用のパソコン、OS、ディスプレイ(モニター)により色味が異なる場合がございます。何卒ご理解頂きますよう、お願いいたします。
■お手元での商品確認サービス
こちらの商品はお手元で実際の商品をご確認いただけます。尚サービスご利用には仮決済が必要です。詳細はオンラインショップをご覧ください。
■在庫について
実店舗でも商品を販売しておりますので、お申込み頂いても売り切れの場合がございます。先着順にご紹介いたしますので、何卒ご了承下さい。
■辻ヶ花染め作家 森健持プロフィール
1955年 京都生まれ。
1977年 故・小倉健亮氏に師事。辻が花等染色技法を学ぶ。
1988年 独立 *伝統工芸展 等多数出品
1996~1998年 中国、インドネシア その他各国を訪問、染色・技法を学ぶ。
1999年~ 個展を中心に活動。
森健持作 辻ヶ花染め九寸名古屋帯(蔦唐草)
- 【素材】
- 絹100%
- 【生地巾】
- 34.5cm
- 【生地丈】
- 約3.7m
- 【価格】
- 売切御礼