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商品紹介

洛風林 しじら織コート(濃葡萄鼠・横段)

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商品説明

暑い夏もようやく終わり、着物シーズンの到来。お出かけ前にあれやこれやとコーディネイトに想いを巡らせるのも楽しい時間です。そしていざ当日…が、あいにくの雨。

「秋雨や水底の草を踏み渡る」
…なんて呑気に一句読んでいる場合ではありません。あわてて箪笥から取り出した雨コートは、どうにも古めかしい色と柄。おまけにお下がりなので丈もあっていない。あぁどうしよう…

どうしても後回しになりがちな雨コート。ですが、いざ表を歩く時はそのコートが主役になるのです。また旅先やお出かけの際、バックに忍ばせておくだけで、とても安心な物です。

“実用的で素敵に装えるコート地を”そんな女性らしい目線で作られた洛風林のしじら織コート地。 横段のラインに沿って織り出された、しじら織独特の“しぼ”が柔らかな印象を与えてくれます。当代 堀江麗子さんのアイデアが詰まった、優れもののコート生地です。

コート地に大切な、撥水性、携帯性(軽くかさばらない事)、畳んだ後シワが気にならないこと、そして素敵に装えること。そんなコート地としての、たくさんの魅力が詰まった一枚です。雨の日のコートとしてはもちろん、晴れの日のお出かけに、きものを日差しやほこりから守る“塵除けコート”としても。裏地を付けない単衣でお仕立てしますので、一年を通してご着用頂けます。

衿の形(道行衿・道中着衿)や対丈・二部式など、コートには色々な形(デザイン)がございます。こちらはお客様のご希望をお伺いしながら、最適なものをご提案させて頂ければと思います。

また雨コートにとって、一番大切な着丈(対丈仕立ての場合)と身幅。弊店ではより美しい着姿の為、コート類は一度仮縫いをして実際に羽織って頂き、最もお客様に合った寸法をご提案しております。

楽しいきもの生活に欠かせない雨コート。身に合った素敵な一枚があると、とても安心なものです。 ご着用の用途やデザインのご希望など、お気軽にご相談下さい。

*6枚目の写真は、道中着衿でお仕立てをした、配色違いのしじら織コート地の着用イメージです。こちらの色目をご希望の場合は、お気軽にお問合せ下さい。

■お仕立てについて
弊店にて検品後、弊店の基準に合格した国内の熟練の和裁士さんにお仕立てをお願いしています。衿の形(デザイン)や寸法のご希望などございましたら、お気軽にお申し付けください。特殊なお仕立て(二部式・千代田衿等)をご希望のお客様は、オンラインショップのプルダウンメニューより【仕立て有り(その他コート仕立て・仕立て代後日ご連絡)】をお選びください。お仕立ての詳細が決まり次第、お仕立て代のご案内をさせて頂きます。

■写真・色について
HP上の商品の色は可能な限り、現品に近づけてはおりますが、お客様のご使用のパソコン、OS、ディスプレイ(モニター)により色味が異なる場合がございます。何卒ご理解頂きますよう、お願いいたします。また染と織たかはしオンラインショップでは、その他の写真を多数掲載しております。ぜひご覧ください。
染と織たかはしオンラインショップ http://kimonotakahashi.shop-pro.jp

■お手入れについて
日常のお手入れは、汚れやすい衿・袖口や裾等の部分洗いで十分です。長期間の保存の前や、シーズン終りなどには、ドライクリーニングをお薦めしています。ご家庭での水洗いは出来ませんので、ご注意下さい。

■お手元での商品確認サービス
こちらの商品はお手元で実際の商品をご確認いただけます。尚サービスご利用には仮決済が必要です。詳細はオンラインショップをご覧ください。

■在庫について
実店舗でも商品を販売しておりますので、お申込み頂いても売り切れの場合がございます。先着順にご紹介いたしますので、何卒ご了承下さい。

■洛風林について
創業者である堀江武氏は1923年、当時西陣帯地界の重鎮であった三宅清治郎の元で修行の住込奉公を始めます。独立後は「 真実に美しいものは、常に新しい」を信条として掲げ、1954年、屋号を「洛風林」 とし、独自の作品作りをはじめました… 続きは下記をご覧ください。
読み物|工芸帯地洛風林 http://www.okimono.jp/info/story_detail/index/6.html

洛風林 しじら織コート(濃葡萄鼠・横段)

【素材】
絹100%(撥水加工済)
【生地巾】
約38.5cm
【生地丈】
約13m
【価格】
売切御礼

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