トップページ > 商品紹介 > 本場久米島紬着尺(グール染・無地)

商品紹介

本場久米島紬着尺(グール染・無地)

この商品についてのお問い合わせ

この商品を注文する

※オンラインショップへ移動します。


商品説明

沖縄本島から西に100km、青い海に囲まれた人口1万人程の久米島。自然豊かなこの島で本場久米島紬は作られています。

島に自生する植物や泥による染め、綿糸による絣括り、手機での織り、そして仕上げの砧打ち。その全てが江戸時代からほぼ変わらない「手仕事」によって今も受け継がれています。その工程は結城紬などのように分業ではなく、一人一人の織子さんが染めから仕上げまでを一貫して担当します。ですから、一言に「久米島紬」と申し上げても、その仕上がりは織子さんによって少しずつ異なります。


本場久米島紬着尺(グール染・無地)
草木染めならではの深い色…


こちらの久米島紬の地色は、泥染の下染め(絣足の部分など)として用いられることの多いグール(サルトリイバラ)で染められています。草木染めならではのごく僅かな色の濃淡、うっすらと黄色みを帯びた深い栗梅色と申し上げれば良いでしょうか…。私も長い間、久米島紬を取り扱って参りましたが、なかなか目にすることのない大変美しい地色です。

手機と数百回もの「砧打ち」によって仕上げられたふっくらとした肌触り。島の自然をそのままとじ込めたような深い色。久米島紬ならではの風合いを感じて頂ければと思います。お手持ちの帯地とのコーディネイトなどお気軽にご相談下さい。

*反物の端に、沖縄県伝統工芸品之証・沖縄県織物検査済之証・経済産業大臣指定伝統的工芸品証紙・久米島紬事業協同組合証票が付いております。


■色について
HP上の商品の色は可能な限り、現品に近づけてはおりますが、お客様のご使用のパソコン、OS、ディスプレイ(モニター)により色味が異なる場合がございます。何卒ご理解頂きますよう、お願いいたします。*パソコンで綺麗に表示されない場合、iphoneやスマートフォンからアクセスして頂くと、綺麗に表示される場合があります。

■お仕立てについて
弊店にて検品後、弊店の基準に合格した国内の熟練の和裁士さんにお仕立てをお願いしています。袷仕立てをご希望のお客様は、ご注文時に八掛の色目(地色共・ご希望の色等)と、無地か暈しのご指示をお願いいたします。寸法のご相談などございましたら、お気軽にお申し付けください。

■お手入れについて
日常のお手入れは、汚れやすい衿・袖口や裾等の部分洗いで十分です。長期間の保存の前や、シーズン終りなどには、ドライクリーニングをお薦めしています。ご家庭での水洗いは出来ませんので、ご注意下さい。

■お手元での商品確認サービス
こちらの商品はお手元で実際の商品をご確認いただけます。尚サービスご利用には仮決済が必要です。詳細はオンラインショップをご覧ください。

■在庫について
実店舗でも商品を販売しておりますので、お申込み頂いても売り切れの場合がございます。先着順にご紹介いたしますので、何卒ご了承下さい。

本場久米島紬着尺(グール染・無地)

【素材】
絹100%
【生地巾】
約38.4cm
【生地丈】
約12.5m
【価格】
売切御礼

この商品をみたお客様は、こんな商品もみています

  • 「白い花」と名付けられた、岡田その子さんの型絵染め九寸名古屋帯です。ほんのりと赤みを帯びた丁子色に、二輪の花をモチーフとしたデザインが、伸びやかな構図で描かれています。岡田さんらしい、どこか物語を・・・
  • 淡い桜色の地に、細かな縞模様が織り出されています。夏らしい透け感と肌触りの良いシャリ感。大島紬・綿薩摩の機屋としても知られる東郷織物さんの夏大島着尺です。かつては薩摩藩領であった宮崎県都城市。現在・・・
  • やや透け感を感じる張りのある生紬(なまつむぎ)地に“摺り友禅(すりゆうぜん)”と呼ばれる技法で、古渡金更紗文様が染められています。落ち着きのある生成り色の地に、茜色で織り出された縞と更紗の差・・・
  • 染織には人を魅了する不思議な力がある。たった一枚の布や裂が“人生を変える”そんな出会いになることがあるのです。今回ご紹介する手描きジャワ更紗の帯地は、そんな染織の不思議な力にみせられた藤井礼子さんの・・・
  • 瑞々しい淡生成り色の地に、「波涛海浜文様」と名付けられた文様が織り出されています。ふっくらとした絵緯(えぬき・文様を織り出す横糸)が印象的な唐織袋帯です。適度な張りのある、さらりとした地風。躍動感の・・・
  • 「糸が一番大切」この強い信念の元、座繰り【ざぐり】と呼ばれる機械に頼らない糸作り、草木による染め、一つ一つ確かめながら進む織、その全てを一貫して行う芝崎重一さん、圭一さんの座繰り紬です。「山桜」を・・・