トップページ > 商品紹介 > 東郷織物 夏大島着尺(細縞・淡桜色)

商品紹介

東郷織物 夏大島着尺(細縞・淡桜色)

この商品についてのお問い合わせ

この商品を注文する

※オンラインショップへ移動します。


商品説明

淡い桜色の地に、細かな縞模様が織り出されています。夏らしい透け感と肌触りの良いシャリ感。大島紬・綿薩摩の機屋としても知られる東郷織物さんの夏大島着尺です。

かつては薩摩藩領であった宮崎県都城市。現在も薩摩文化を色濃く残すこの町に、東郷織物さんの機場はあります。現在はご家族を中心に、数名の織手さんと共にモノづくりに励まれています。

大島紬独特の技法によって生み出される精緻な絣の伝統を受け継ぎ、戦後開発された夏大島ですが、作り手の高齢化などもあり他の産地と同様に、年々織り上がる点数が少なってきています。


東郷織物 夏大島着尺(細縞・淡桜色)
京友禅の染帯と合わせて…


袖を通して頂くと、まずその軽さに驚かれるのではと思います。そして強撚糸による、夏大島特有のシャリ感。ついつい布を触りたくなる心地よい生地風です。

"夏大島"と名前の付くものは他にも拝見しますが、私は特に東郷織物さんの布感に強く惹かれます。織の精緻さはもちろん、糸質への拘りを感じる仕上がりの美しさ。反物を通して、その丁寧な仕事ぶりがひしひしと伝わってくるのです。

帯合わせ次第で幅広いコーディネイトがお楽しみ頂ける夏大島。織の帯も良いですし、染帯などを合わせても素敵ではないでしょうか。夏のお着物は、素材や生地風、透け感など袷の時期とはまた違った、"きものの美しさ"を感じさせてくれます。お手持ちの帯とのコーディネイトなどお気軽にご相談下さい。


■お仕立てについて
弊店にて検品後、弊店の基準に合格した国内の熟練の和裁士さんにお仕立てをお願いしています。寸法のご相談などございましたら、お気軽にお申し付けください。

■お手入れについて
日常のお手入れは、汚れやすい衿・袖口や裾等の部分洗いで十分です。長期間の保存の前や、シーズン終りなどには、ドライクリーニングをお薦めしています。ご家庭での水洗いは出来ませんので、ご注意下さい。

■色について
HP上の商品の色は可能な限り、現品に近づけてはおりますが、お客様のご使用のパソコン、OS、ディスプレイ(モニター)により色味が異なる場合がございます。何卒ご理解頂きますよう、お願いいたします。

■お手元での商品確認サービス
こちらの商品はお手元で実際の商品をご確認いただけます。尚サービスご利用には仮決済が必要です。詳細はオンラインショップをご覧ください。

東郷織物 夏大島着尺(細縞・淡桜色)

【素材】
絹100%
【生地巾】
約38.2cm
【生地丈】
約12.9m
【価格】
売切御礼

この商品をみたお客様は、こんな商品もみています

  • 勝山健史さんは、19世紀末に創業した勝山織物の5代目。古の名物裂にみた“美しさ”これを現代の物として生み出したい。そんな思いを胸に、30代半ばから家業の物づくりと並行して、自身の思い描く美しい・・・
  • 瑞々しい白地に、「蔓唐草牡丹文様」と名付けられた文様が織り出されています。ふっくらとした絵緯(えぬき・文様を織り出す横糸)が印象的な唐織袋帯です。適度な張りのある、さらりとした地風。躍動感のある意匠・・・
  • 北村武資氏は1935年京都生まれ。京・西陣で得た高度な織の技術と現代的な感覚によって、織の造形に新たな地平を切り開きました。氏が織の世界に入って六十余年。羅と経錦、二つの人間国宝(重要無形文化財保持者)・・・
  • 「野ばら」と名付けられた、日本工芸会正会員釜我敏子(かまがとしこ)さんの型絵染め九寸名古屋帯です。柔らかな乳白色の地に、伸びやかな意匠で抽象的な“野ばら”が染められています。“型絵染め”と言う技法の制約・・・
  • 深みのある薄雲鼠(うすぐもねず)の地に、細かな十字絣が織り出されています。草木染めの柔らかな色彩と、サラリとした心地よい肌触り。小松紀夫さんの"小松織物工房"で織り上げられた、白たかお召板締・・・
  • シンプルな小町(千両)形の台に、淡い濃淡で縞柄を織り出した麻生地の花緒を挿げた焼桐下駄です。すっきりとした台と花緒の組み合わせはコーディネイトの巾が広く、浴衣や帯の色も選びません。ついつい後回しにな・・・