竺仙 玉むし浴衣(蜻蛉)
商品説明
「玉むし」と呼ばれる、多色に染め上げた竺仙の浴衣です。やや薄手の綿紬生地に抽象的な蜻蛉を注染(ちゅうせん)で染め上げてあります。
竺仙では珍しい多色の浴衣ですが、使われている色と微妙な暈し具合、綿紬生地の質感が合わさり、落ち着いた可愛らしさを感じさせてくれます。
上質な生地と、昔ながらの染めに拘った竺仙の浴衣。江戸末期から磨かれてきたそのデザインはシンプルですが、不思議と飽きることがありません。大人の浴衣として、長く着て頂けるきっとそんな一枚になるはずです。
■お仕立てについて
お手入れ時の縮み軽減のための水通し後、弊店にて裁ち合わせを行います。その後弊店の基準に合格した国内の熟練の和裁士さんにお仕立てをお願いしています。寸法のご相談などございましたら、お申し付けください。
■お手入れについて
ご家庭での水洗いが可能です。洗剤は使わず、やさしく押し洗いして下さい。色落ち、縮みが気になる場合は、ドライクリーニングをおすすめします。いずれも自己責任でのお手入れとなりますので、品質表示をよくご確認下さい。
■色について
HP上の商品の色は可能な限り、現品に近づけてはおりますが、お客様のご使用のパソコン、OS、ディスプレイ(モニター)により色味が異なる場合がございます。何卒ご理解頂きますよう、お願いいたします。*パソコンで綺麗に表示されない場合、iphoneやスマートフォンからアクセスして頂くと、綺麗に表示される場合があります。
■在庫について
実店舗でも商品を販売しておりますので、お申込み頂いても売り切れの場合がございます。先着順にご紹介いたしますので、何卒ご了承下さい。
■注染について
元来、浴衣は「長板中形」と呼ばれる、江戸時代中期末頃より行われている技法で染められており、これは表裏寸分違わず型付けをするという、熟練の技を要する大変手間のかかる物です。そこで柄は大胆になりますが「長板中形」の味わいを感じさせる、より簡単な方法が大正時代初期に考案されました。それが現在浴衣の染色法の主流をなす「注染」です。「注染」の名称は染液を注ぎかけるというその染色法に由来しています。*竺仙説明文より抜粋
竺仙 玉むし浴衣(蜻蛉)
- 【素材】
- 綿100%
- 【生地巾】
- 約38cm
- 【生地丈】
- 約12m
- 【価格】
- ¥51.700-(税込)
この商品をみたお客様は、こんな商品もみています
-
まるで織物のような細かな模様。これは、糸のように細くした竹を丁寧に手で編んで繊細に表現した竹細工です。タイのバンコク郊外、自然豊かな工房で女性を中心とした職人たちが、竹を細かく裂いたり、染めたりし・・・
-
淡い白橡色(しろつるばみ)の地に、躍動感のある唐草文様が織り出されています。「金襴唐草」と名付けられた織楽浅野(しょくらくあさの)の名古屋帯。色彩を抑え、限られた色数から生まれる独自の世界観。糸使い、・・・
-
竺仙で近年人気のある綿絽の浴衣です。白地に可愛らしい梅鉢を注染(ちゅうせん)で染め上げてあります。綿絽はコーマよりも軽く、風を通し見た目にも涼やかです。また竺仙の綿絽は段絽(乱絽)と言い、絽目が不規則・・・
-
織物の聖地、京・西陣。かつてはいたるところで機織りの音が聞こえ、帯地を中心に盛んに織物が生産されていました。しかし現在では、その多くが西陣以外の場所で、そして機械式織機によって生み出されています。&・・・
-
しっとりと深みのある藍鉄色の地に、綾織と呼ばれる織組織で細かな"組違い小市松文様"が織り出されています。美しい艶と透明感のある色彩。菊池洋守さんの八丈織です。菊池洋守さんは、1940年東京都八・・・
-
こっくりと…京友禅らしい深みのある黒地に、手描き友禅で「桜」が描かれた、塩瀬名古屋帯です。まず目に映るのは、タイコにたっぷりと描かれた桜。地色に映える黄色の挿し色に目を奪われますが、よく見る・・・