トップページ > 商品紹介 > 摺り友禅 生紬九寸名古屋帯(生成り・古渡金更紗)

商品紹介

摺り友禅 生紬九寸名古屋帯(生成り・古渡金更紗)

この商品についてのお問い合わせ

この商品を注文する

※オンラインショップへ移動します。


商品説明

やや透け感を感じる張りのある生紬(なまつむぎ)地に“摺り友禅(すりゆうぜん)”と呼ばれる技法で、古渡金更紗文様が染められています。落ち着きのある生成り色の地に、茜色で織り出された縞と更紗の差し色が映え、非凡な仕上がりです。

摺り友禅(摺型友禅)は板場と呼ばれる6メートル程の長板に白生地を歪みなく張り、1枚80cm程の型紙を生地の上に重ね、その上から刷毛で染料を摺り込んでいきます。染料の濃度で濃淡を表現する一般的な友禅とは異なり、摺型友禅は摺り込みの回数によって濃度を変化させていきます。 多い物では4、5回同じ色を摺り込みます。この工程が色数ごとにあり、型紙の枚数は多いもので40枚もの枚数になる大変根気と手間のかかる仕事です。

こちらの帯地は生地にやや透け感がありますので、お仕立ての際、中に入れる帯芯によって仕上がりの色目に変化が生まれます。一般的な白い帯芯であれば、反物でご覧頂いている地色よりも薄く、生地の透け感を感じる仕上がりに、色芯(地色共色)であれば、やや濃く透け感を抑えた仕上がりとなります。またタレ先は無地と柄部分よりお選びいただけます。

柄付はタレ先から手先まで全て染められていますので、ポイント柄やタイコ柄の苦手な方も安心してお締め頂けます。小紋や紬、御召、また綿素材のお着物など、おしゃれ着に合わせて…袷時期から単衣にもお締め頂ける素材感です。お手持ちのお着物とのコーディネイトなどお気軽にご相談下さい。

■お仕立てについて
弊店にて検品後、弊店の基準に合格した国内の熟練の和裁士さんにお仕立てをお願いしています。帯芯の堅さや、寸法のご相談などございましたら、お申し付けください。

■お手入れについて
日常のお手入れは、部分的なしみ落としで十分です。長期間の保存の前や、全体の汚れが気になる場合は、ドライクリーニングをお薦めしています。ご家庭での水洗いは出来ませんので、ご注意下さい。

■色について
HP上の商品の色は可能な限り、現品に近づけてはおりますが、お客様のご使用のパソコン、OS、ディスプレイ(モニター)により色味が異なる場合がございます。何卒ご理解頂きますよう、お願いいたします。*パソコンで綺麗に表示されない場合、iphoneやスマートフォンからアクセスして頂くと、綺麗に表示される場合があります。

■お手元での商品確認サービス
こちらの商品はお手元で実際の商品をご確認いただけます。尚サービスご利用には仮決済が必要です。詳細はオンラインショップをご覧ください。

■在庫について
実店舗でも商品を販売しておりますので、お申込み頂いても売り切れの場合がございます。先着順にご紹介いたしますので、何卒ご了承下さい。

■摺り友禅 多ち花について
きものには様々な染色技法があります。 糸目友禅、型友禅、絞り、刺繍…意匠(デザイン)とそれぞれの技法が上手く組み合わせる事ではじめて美しい布が生まれます。今回は"摺型友禅"に拘る、染繍舗多ち花をご紹介…続きは下記をご覧ください。
読み物|摺り友禅 多ち花 http://www.okimono.jp/info/story_detail/index/20.html

摺り友禅 生紬九寸名古屋帯(生成り・古渡金更紗)

【素材】
絹100%
【生地巾】
約34.5cm
【生地丈】
約3.7m
【価格】
売切御礼

この商品をみたお客様は、こんな商品もみています

  • 北村武資氏は1935年京都生まれ。京・西陣で得た高度な織の技術と現代的な感覚によって、織の造形に新たな地平を切り開きました。氏が織の世界に入って六十余年。羅と経錦、二つの人間国宝(重要無形文化財保持者)・・・
  • まるで織物のような細かな模様。これは、糸のように細くした竹を丁寧に手で編んで繊細に表現した竹細工です。タイのバンコク郊外、自然豊かな工房で女性を中心とした職人たちが、竹を細かく裂いたり、染めたりし・・・
  • 瑞々しい藍白の地に、微妙な濃淡で細かな縞柄が織り出されています。草木の柔らかな色彩と、サラリとした心地よい肌触り。佐藤新一さんの"白たか織"工房で織り上げられた、鬼皺お召(おにしぼおめし)着・・・
  • 紗綾型と菊地紋が織り出された艶やかな空色の地に、菊や桜、紅葉などが繊細な筆致で描かれています。「流水に百花」と名付けられた、手描きの京友禅訪問着です。躍動感を感じる流水を背景に、雪輪と季節の花々が・・・
  • 独特の光沢感を感じるシャンパンゴールドの地に、洗練されたデザインでワイングラスやシャンパングラスが織り出されています。「glass」と名付けられた織楽浅野(しょくらくあさの)の名古屋帯、意匠・配色は京・室・・・
  • どんな言葉で表現すれば、この織物のふんわりと優しい質感がお伝えできるでしょうか。他のどの産地、作り手のものとも異なる、唯一無二の"絹味"。"手おりの中の手織"と名付けられた、廣瀬草・・・