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人間国宝北村武資 経錦袋帯(葡萄唐草)

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商品説明

北村武資氏は1935年京都生まれ。京・西陣で得た高度な織の技術と現代的な感覚によって、織の造形に新たな地平を切り開きました。
氏が織の世界に入って六十余年。羅と経錦、二つの人間国宝(重要無形文化財保持者)に指定された今もその情熱は衰えず、常に新鮮な驚きをもたらしてくれます。

柔らかな橙黄色地に「葡萄唐草」と名付けられた文様が、経錦の技法で織り出されています。経錦は経糸の浮き沈みで地と文様を織り出した錦織の事です。日本には中国の唐時代にその技術が伝わりましたが次第に製織が容易な緯錦が主流となり奈良時代以降は織られなくなっていました。

1995年、羅(ら)復元の功績によって人間国宝に認定された北村氏が次に目指したのが経錦の復元と制作でした。2000年には、経錦においてもその技術と功績が認められ人間国宝に指定されています。

北村武資 略歴
1935年 京都市出身
1965年 第二回日本伝統工芸染織展 日本工芸会会長賞
1968年 第十五回日本伝統工芸展 NHK賞
1985年 第三二回日本伝統工芸展 保持者選賞
1994年 第四一回日本伝統工芸展 保持者賞
1995年 「羅」重要無形文化財保持者認定
1996年 紫綬褒章
1999年 京都府文化功労者賞
2000年 「経錦」重要無形文化財保持者認定
2005年 旭日中褒章
2011年 於 京都国立近代美術館・東京国立近代美術館
      「『織』を極める 人間国宝北村武資展」開催

■価格について
弊店では北村武資氏の作品を常時、特別価格にてご案内いたしておりますが、諸事情により販売価格は非表示とさせて頂いております。何卒ご了承下さい。お目に留まる作品がございましたら、お問合せフォーム・メール・お電話などでお気軽にお問合せ下さい。

■お仕立てについて
弊店にて検品後、弊店の基準に合格した国内の熟練の和裁士さんにお仕立てをお願いしています。帯芯の堅さや、寸法のご相談などございましたら、お申し付けください。

■お手入れについて
日常のお手入れは、部分的なしみ落としで十分です。長期間の保存の前や、全体の汚れが気になる場合は、ドライクリーニングをお薦めしています。ご家庭での水洗いは出来ませんので、ご注意下さい。

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人間国宝北村武資 経錦袋帯(葡萄唐草)

【素材】
絹100%
【生地巾】
31㎝
【生地丈】
約4.6m
【価格】
売切御礼

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